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2017年1月25日水曜日


“復活する幻のグーフィー!” 第2テトラを撤去@国府ノ浜

 
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日本サーフィン連盟三重支部長 「夢を語る」
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国府ノ浜に向かう県道に「浜村モータース」がある。そこが彼の仕事場だ。
2016年9月、日本サーフィン連盟(NSA)三重支部長、浜村昭雄さんに会いに行った。三重のサーフィン文化の未来を彼と話し合いたかった。
彼は志摩市阿児町国府で、自動車修理工場を営みながら、サーフィン文化発展のため尽力されている。そんな彼と、国府ノ浜のテトラポッドを退かす事が出来ないものかと話が弾み、実際テトラポッドに登ってみることになった。
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第七テトラ前のレギュラーに乗り、インサイドまで乗りつぐ浜村昭雄氏。彼は三重県のサーフィン界を担う三代目リーダーだ。
幻のグーフィーと呼ばる波が来た。
グーフィー波とは、岸から海を見て右に崩れていく波のことを言う。テトラポッドが敷設されるまでの国府ノ浜は、今日のポイントより波が立ちやすい地形だった。テトラポッドは波を遮断し、海底の砂の流れを不自然にした。その影響で海岸の砂は減り、テトラ沖に砂がたまり、サーフィンに適した波質が変わってしまった。また大ハマグリが以前は沢山とれたと言うが、今では生息しているのがテトラより沖になり、岸から捕れなくなったという。
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仕事に追われている中、サーフボードを見せてくれた。彼は、Sシェイプの板に乗っている。
テトラは明らかに美観や生態系に悪影響を与えている。浜は以前の海岸より小さくなり、肝心の侵食を止める事も出来ていない。津波などの防災効果も見込めないと浜村氏と話が一致した。そもそも国府の浜になぜ、テトラポッドが敷設されたのか
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昔はメインアウトからクラブハウス前(距離にすると200メートルを超える)と言われたポイントまで続くグーフィー波が到来した。この写真は幻のグーフィーを連想するブレイクだが、テトラさえなければと思うサーファーは数えられないほどいる。

過去にいろいろな噂を聞いた事はあるが、それを知る事ができる論文を手に入れた。記事はその論文の引用を使い書いていきます。続きは→http://otonamie.jp/?p=29326

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