“世界に2本のリュートが松阪に!” 北欧音楽 @ カンラン
胸の奥を優しく掴み、まるで恋のような気持ちにさせる音と出会ったのは初めてだ。そのバイオリンを持って私の前に現れた男、彼の名は鳥谷たつし、「カンラン」という北欧音楽グループでの演奏活動で全国に赴いている。
彼の音楽工房は、松阪の繁華街42号から和田金通りに入ったすぐに「サハラブルー」と言う雑貨店がある。そこがカンランの基地だ。私は2日間彼と音楽談義をしてきた。
ストラディバリウスと書かれている
冒頭のバイオリンの話から始まった。楽器を輸入している知り合いの倉庫で、処分のために置かれていたと話す。音は出るが致命的なダメージがあった。だが少し出る音を聞いた時、「これだ!」と直感したと言う。
譲り受け修理に予算をかけてみると、予想通りいい音だった。「本物のストラディバリウスではないですよ」とはっきり言うが、私は本物の音も聴いた事があるが、この音が好きだ。
そして彼と「いい音には何が必要か」と話がはずんでいく。
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