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2016年5月4日水曜日

熱くなければ音楽ではない! 指揮者 大谷正人

 
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トロンボーン奏者、団長吉澤晃さん。
三重県伊勢市を拠点とし、三重県の中南勢地方を中心に活動している伊勢管弦楽団
5月15日(日)に三重県文化会館で記念定期演奏会が開催されると聞き、取材を申し込んだ。

団長でトロンボーン奏者でもある吉澤晃さん。
同年代という事もあり話が弾んだ。
今回の演奏会の曲目である、マーラー作曲交響曲第2番「復活」は、80分を超える大曲である。
映画で言うなら、超大作と言える作品。
この楽曲の難かしさやテーマの奥深さについて話を伺った。
取材後、吉澤さんからしばらくトランペットをお借りすることができた。
クラギ文化ホールにて
取材日(4月24日)は、合唱団との初めての合同練習の日であった。
100人を超える団員、そこに合唱団が加わると260人の大所帯となる大編成だ。
合奏中、指揮者の妥協なき指示が飛ぶ。
その指揮者こそ「大谷正人」さん。
彼がこの伊勢管弦楽団を創設した人物だ。
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伊勢管弦楽団は、創設35年になる。
頂いた名刺には「鈴鹿医療科学大学教授」と記されている。
彼は精神科のドクターでもある。
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彼の指揮は、音楽に対する熱烈な愛からきている。
医者指揮者「大谷正人」
彼は若い頃、一度は慶応大学の医学部に入学するが、自分の本心に従い東京藝術大学に入学し、再び音楽家の道を目指した。
その後三重大学医学部へ進み、卒業を機にこのオーケストラを創設した。
彼が医学の道に進みながらも、音楽の世界を目指した理由は「音楽への熱烈な愛」だとはっきりと言う。
人の生きるエネルギーが表現される音楽というものに、彼は魅了されている。
今回マーラーの曲を選んだ理由は、感動的要素が感じやすい曲であること、作曲者のエネルギーが曲を演奏することで迫ってくること、そして、何度聴いても感動するためだと話してくれた。
彼の作曲家への尊敬と豊かな探究心から、自らマーラーの曲分析をした上で精神医学に応用し、論文を医学界で発表している。
マーラー交響曲第2番「復活」の聴き方
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100人以上の音が合った時の迫力、その一体感に貢献できた時に幸福感があると言う。
大谷さんに「復活」の聴き方というものがあるか尋ねた。
続きはこちらで→http://otonamie.jp/?p=17993

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