なぜなら当時私の音楽活動に大反対をしていた親が地元相差町のまつりを題材に書き下ろした詩に曲や踊りを付けたいと新聞社に持ち込んだ事がありました、私は正直その歌詞をただ読んだだけでは何がいいたいのか、言葉の重みや味がわからなっかたんです。案の定新聞掲載に反応してくれる作曲家の人は私の知る限り現れませんでした。
しばらくして鳥羽の港で経営していた両親のお店が港の移転ため取り壊される事になりました。せめて最後に音楽で送ってやりたいと思い音楽仲間に声をかけ最後のHAMANAMIをすることにしました。あわせて父親の作ってあった歌詞に曲を付けてみようと決め自分なりの表現で15番まである詩を3番にまとめ音楽にしてみました。
その曲をお店のあった鳥羽港湾センター取り壊し最後のはなむけとして、初めて披露する事ができました。そしてLIVEが終わった後、私は涙を抑える事ができませんでした。
大切な物とは近くにあるたわいもない事の積み重ね、当たり前と思っていた風景や、何気ない人の想いが宝物である事、父親が書いた『相差鯨物語』この歌詞に教えらたと言っても言い過ぎではありません。
それは愛でした、それは地元に対する愛が書かれていたのです。
今回プライベートレーベルとしてiTunesにこの曲が配信されます。
配信日は今月後半になる予定ですが、他に2曲合わせて3曲配信予定となっています。
『相差くじら祭りソング』『貧乏神福の神』『Bsby LOVE』
どの曲も立場の違った所からみる愛が歌われています。
そして6月1日にこの三曲を納めたミニアルバム
『Local Point』波音 Hannong を発売する運びとなっています
アマゾン通販をはじめ随時販売箇所を増やしていく予定ですので
楽しみにしていてください、そして今後ともよろしくお願いいたします。
井村
井村
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