海をながめてこんな空虚な気持ちになるとは・・ 波はあるが いつもと海に向かう気持ちと違っている。あまりに美しい碧い海に浸っている自分、距離があるとはいえたくさんの人の血を飲み込んだ海だと思うと、素直に喜んで海には入っていられないのは私だけでしょうか。
海の怖さを知っているのがサーファーのスタンダードだと思っているが、 伊勢のサーファー達も今回の震災と津波では言葉にできない衝撃をうけてる。こうして波乗りブログを更新するが 気持ちは被災者の方々と共にあります。

さて 伊勢の海も暖かくなってきた 南のポイントも波があるらしいが 東のビーチブレイクにカメラと板をもってやってきた。 相変わらずの見慣れたポイント、やはり落ち着くものだ 午前の雨だが昼からは晴れに変わり 風も緩いオフショアが吹き出している。
そして久々に海に向かってカメラを向けてみた。テトラ前に20人ほどのサーファーがいる、いつもみるメンバーはいないが若手のローカル達がコンスタントに来る波にあてこんでいた 写真ではこのあと着地が成功するかどうかは想像していただこう。

海や波との関わり方は人それぞれにあるが 、海には癒しがあるっと言う事は大きな理由の一つである。 陸上からはなれ板きれの上にのり、自然のエネルギーに自分をあわせる事によって水面に立ち、波の波長に自分をあわせながら進んでいく、この単純な行為だがスポーツであり遊びであり、また芸術と言うものもいれば人生にたとえる人もいる。 どれも面白い記事が書けるのでサーフィン雑誌も多いわけだ。
こうした物理的な波に乗っているサーファー達も、見えいない波にも乗っている。自分の前に現れる生活の中での波も同じように乗りこなすのだ 一件笑ってしまうが、友達サーファーの波に乗るスタイルと生活のスタイルを観察すると、見事一致し性格一つ一つが人生を物語り波に乗ったときの様なラインに見えてくるのだ。 まさに人生の波乗りをしていると感じてしまう。これは人それぞれだが面白い話がもりあがるのだ。そんな話をするとこの写真はまさにいまの若手にしっくりしてくる 飛び出すいきおいで波に乗っていく勢いのよさ。このあとパーリングしようが突っ込んでいくいさぎよさ。海でみていてこんなサーフィンが気持ちよく見ていられるのは元気なエネルギーを感じるからかもしれないです。 人生においても忘れてはいけない事が彼らの波乗りから学べるとかんじました。 今回はここまで、さあ・・また次 海に行けるのはいつかな。。
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